「ニンテンドー3DSLL専用 拡張スライドパッド」を握ってみた。



3DSLLの電撃発表からはや半年。
LL対応の拡張スライドパッドがようやく発売されましたー。




これです。

ノーマル用の拡張スライドパッドに付属していたストラップは、LL用には付属していません。
今回のセット内容は、
・LL用拡張スライドパッド本体
・動作確認用単四電池一本(maxellでした)
・取扱説明書およびクラニンシリアルカード(10ポイント付きます)
のみとなります。

それに伴い、ノーマル用にあった
「ストラップを付けてご使用ください」という注意書きが無くなり、逆に
3DS LL本体にストラップを付けたまま、拡張スライドパッドを取り付けないでください。
 3DS LL本体が外れやすくなり、けがや故障の原因になります。」という注意書きが。
まあ、ごもっともで…。





ノーマル用と並べてみます。
写真で見るとそれほど違いがないように見えますが、縦にも横にも大きくなっています。


 
ボタンの大きさや材質などに変更は無いようです。



3DSと3DSLLとでは、イヤホンジャックやインジケータの位置が異なるので、
拡張スライドパッドの方も それに合わせて穴抜き部分等が変わっています。




右スライドパッドのある 右側部分に注目。
左の写真はノーマル用、右がLL用です。
スライドパッドの材質は、3DSLL本体のそれと同様のものになっているようです。
また、この右側部分の側面が 下側に向かって少し角度がつけられ、逆三角形に近いシルエットになっていることで
操作ボタン以外の いわゆる余白部分の面積の増加が抑えられていますね。




裏側。上がLL用で、下はノーマル用です。
わかりにくいですが、ノーマル用では申し訳程度だったグリップ用のギャップが よりハッキリとつけられています。


左がノーマル用、右がLL用を横から写した写真です。
 
握ってみればその差は歴然。ホールド感は格段に向上しています。





3DSLL本体に装着してみます。

LL本体の上部にある溝とちょうど噛み合うように 可動式のツメが備えられており、
本体に装着すると「ピン!」といい音がします。




装着状態でノーマルと比較すると、こんな感じ。
 



拡張スライドパッドの外枠の部分は、

ACアダプタ接続端子・イヤホンジャック・ボリュームスイッチ・左側ストラップホール

には干渉しないので 装着状態でも問題なく操作や利用ができるのですが


3DSカードスロット・SDカードスロット・タッチペン収納部・ワイヤレススイッチ・右側ストラップホール

は ガッチリと塞がれてしまうので、装着時にはアクセスできなくなります。
ノーマル用に引き続き、注意が必要な点ですね。





LL本体を開くと、こんな感じ。
 


実際に持ち上げて握ってみると
ノーマル3DS拡張スライドパッドを装着した時のような、「デカくなったなー」という違和感は
グリップの良さも相まって あまり感じさせません。
…もともとの3DSLLがデカいですしね。






さて、正直なところ ノーマル3DS用の拡張スライドパッドには 改善してほしい点が山のようにあったので、
新バージョンとなる3DSLL用には ほのかに期待もしていたのですが…。
細かな改良はあれど、致命的な欠点の数々がそのまま引き継がれているのは少し残念ですね。
そのうちしれっと「拡張スライドパッドPRO」を出してくれることに期待です。