「女家庭教師 伊都香先生と密室にいたら◯◯しちゃうかもしれない。」プレイインプレッション


http://www.d3p.co.jp/jitkatoxx_3dsdl/pc.html


3DSパッケージソフト女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。の 裏ヒロインともいえる、
伊都香・リザヴェータ・イヴァーノをメインに据えたスピンオフ作品
「女家庭教師 伊都香先生と密室にいたら◯◯しちゃうかもしれない。」が
3DSダウンロードソフトとして、本日11月27日より配信開始されました。
最初のオートセーブポイントまでのファーストインプレッションを 上記の前作との違いを中心にお届けします。




まず、今作の舞台設定は
煩悩多き受験生である主人公と そのもとに家庭教師としてやってきた伊都香の二人の、
主人公の自室(ある意味密室か…)でのやりとりが中心になるようです。


前作とは違い、主人公の名前は 三文字以内のかな・カナ・数字で任意に入力ができますが
名前をボイスで呼んでくれる機能はありません。(主に「きみ」などと再生されます。)

この主人公は、前作の主人公 藤丸コウヘイとは別人であることが公式に明言されています。
伊都香に関しては 前作での彼女との関係や時間軸等は明言されていませんし、今のところ それを伺わせる描写もありません。
(前作の伊都香ルートをプレイした方は“高校受験生の家庭教師”という状況にピンとくるかもしれませんが…)




システム面での大きな違いに「EP」というパラメータの存在があります。
EPとは、ERO POINT エスパミン・ポイントの意で 会話シーンの下画面には常にEPのゲージが表示されており、
プレイヤーはその増減を意識しながらゲームを進めることになります。
EPの値は、主に伊都香の悩ましい言動による主人公の発情緊張によって上昇し 主人公が賢者モード冷静になると下降するようです。
精えkEPがいっぱいに溜まると 射精「解放」コマンドが発動し さらなるイベントへと繋がっていきます。



本作は、主に以下のパートから構成されているようです。



会話パート
前作同様の テキストメッセージによるイベントシーンです。伊都香のみほぼフルボイスのようです。
会話の進行によって 自動的にEPが上下します。


賢者タイム
会話パート等の途中でEPを解放すると移行するモードです。
伊都香の躰と一部のオブジェクトのみが表示され、ジャイロ操作で周りを見回し
下画面のフリーワード入力から特定の言葉を入力すると それに応じて伊都香がリアクションをとります。


妄想パート
会話パートから移行する、主人公の妄想によるシチュエーションが描かれる空間です。
前作の 脱出パートに相当する部分のようです。
前作は 目に見えるものを逐一文字入力することで脱出ゲームを進めていましたが
本作ではオーソドックスなカーソル移動形式に変わっています。
プレイ感覚はレイトン教授と奇跡の仮面善人シボウデスのそれに近く、スライドパッドとタッチペンのどちらでもプレイすることができます。
初期設定だとカーソルの挙動がやや重く感じたので、コンフィグから調節してやるといいかもしれません。


充電タイム
妄想パートに挿入される、伊都香の躰がアップになるパートです。
躰の恥部いろいろな部分を弄る調べることによって EPがグングンと溜まっていきます。そのまんまですね。
溜まったEPを射精解放すると、賢者タイムに移行します。本能に忠実ですね。



これらのパートがわりと短いスパンで繰り返され、メリハリのある構成になっています。
前作で感じた不満点、特に脱出パートの手書き入力の煩わしさが大幅に改善されており
前作よりも遊びやすく、更に魅力的になっていると思います。

また キャラモデルも新規に作りなおされているようです。
前作のように白味がかって見づらいこともなく、よりイラストに近い可愛い絵作りができていますね。
音楽などは使い回しのようですが、コンフィグの項目がより細かくなっていたり、
ジャイロ操作時に視点のリセットができるようになったりと 細かいところにも手が加えられています。
これは個人的な印象ですが、文字認識の精度もぐっと向上していると感じました。




単一ヒロインのスピンオフ作品ということで、前作の特典ソフト「こころが水着に着替えたら。」を思い起こす方も多いでしょうが
流石に新製品たる本作のクオリティは それとは比べ物になりません。

まだまだ序盤ですので、重要な要素のひとつであるストーリーについては評価できませんが
ファーストインプレッションは 前作に比べて極めて良好と言っていいと思います。
「密室◯◯シリーズ」(勝手に命名)の今後に期待がもてますね。