個人的・パッケージオブザイヤー2012

2012年もいよいよ終わりの大晦日となりました。
リアルでもネットでも 多くの方々に大変お世話になりました。
皆様 本当にありがとうございます。どうぞ、良いお年をお迎えください。




さて、早いもので 当ブログも既に開設から三年目を迎えようとしております。
そろそろ 年末恒例の個人的ゲームオブザイヤー企画でもやりたいな、と考えたのですが
ニッチなブログを自称する当ブログに普通の企画は似合わないのではないか・・・と自問した結果、
こういうものをやろうと決めました。


その名も
個人的・パッケージオブザイヤー!


すなわち、その年に発売されたゲームの中で もっとも素晴らしいパッケージを選ぼう、というものです。


選考基準は私の独断!評価の対象はパッケージ表面のイラストのみ!
ゲーム本編の内容は無関係です。私が未プレイのゲームでも選出しちゃいます。
もっとも、実際に遊んでみて面白かった作品のパッケージには 無意識に好意的な評価をしてしまうかもしれませんね。


それらしく、DS・3DSの携帯機部門と WiiWiiUの据置機部門に分けて ベスト3を発表したいと思います。









携帯機部門




第三位

BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY-

シンプルな構図と配色ですが、それゆえに店頭での視認性は抜群。
黒を基調としたデザインは ファイナルファンタジーシリーズのそれと対照的で、
現在のファイナルファンタジーシリーズへのアンチテーゼ的な一面を持つ本作を体現しているといえるでしょう。
新たなる王道RPGを目指した本作の、大作たろうとする格調が滲み出ていると思います。
妖精さんのデザインが 個人的にしっくりこなかったのだけが残念です。





第二位

ファイアーエムブレム 覚醒

パッケージのダサさには定評のある任天堂タイトルですが、これはロゴも含めて かっこよかったですね。
勢いがありながら イラストとしてバランスがとれており、一見したインパクトは強いです。
それでいて細部まで描かれており、じっくりと隅々まで眺めたくなりますね。
最前で交差するクロムとマルスの姿は、物語への想像を十二分にかきたててくれます。
ぺたりと貼られたラベルのように ナナメに配置された黒地のロゴもグッド!







第一位

薄桜鬼 黎明録DS (通常版)

物語の主人公となる龍之介を中心に、不敵な笑みを浮かべる芹沢と 強い眼差しで佇む土方。
対照的な人物を 対照的な配色と構図で大きく配置し、視認性の向上に貢献しています。
そしてなにより、刀に手を伸ばす龍之介の 躍動感溢れる姿が印象的です。
その表情は、届かないものに遮二無二手を伸ばす 諦観を隠したものにも見えますし
この手で未来を掴まんとする強い意志と共に 大きな決意を帯びたもののようにも感じられます。
眺めていると 刀が閃きながら飛び出してくるかのような迫力もありますね。
激動の時代に生きた武士達のドラマを想起させる、優れたパッケージだと思います。











据置機部門





第三位

ニンテンドーランド

モノが多くてごちゃごちゃしているのですが、大きくフィーチャーされているWiiU GamePadによって 締まりのある絵になっています。
GamePadから飛び出す 新しいゲームの可能性、そして、本作の持つ 賑やかな雰囲気が よく伝わってきますね。
まさに 「夢のソフト」と呼ぶにふさわしい楽しげなパッケージだと思います。






第二位

ゾンビU

大きく配置されたロゴと、見開かれた目。その目に映るのは、襲い来るゾンビの姿・・・。
直球B級ホラーとでもいうべきデザインは、WiiUローンチ群の中でも圧倒的なインパクトがあります。
ビッグ・ベンやゾンビの服装など、さりげないロンドンネタも楽しいですね。







第一位

星のカービィ 20周年スペシャルコレクション

カービィといえば、ピンク。そのカービィの記念ソフトが ここまでピンク色なのは当然のことかもしれません。
貫禄すら感じさせる記念ロゴを取り囲む歴代のカービィたちは、姿も絵柄も様々。
外箱から一転、ディスクケースのジャケットは「スパデラ」を彷彿とさせるシンプルなデザインなのもニクいところ。
インパクト、視認性の良さ、ファンサービス、どれをとっても文句無しです。

















いかがでしたか?
パッケージ的には 携帯機用タイトルが豊作だったなーと感じます。
(リリース数を考えれば当たり前なのですが・・・)

来年はWiiUタイトルも充実してくるでしょうし、もっと素敵なパッケージに出会えるといいですね。

それでは皆様、よいお年を!